日本のウニ #

ウニはサイズが比較的大型で、採集や標本作成が容易な種が多いため、これまでに多くの研究者によって記載的研究が進められてきました。そのため、他の分類群に比べて未記載種や不明種は少ない状況にあります。しかし、微小なマメウニ類や採集が困難なフクロウニ類には、まだ未記載種や不明種が多数含まれていると考えられています。また、分子生物学的解析により、多数の隠蔽種の存在も明らかになりつつあり、現在でも研究の余地が多く残されている分類群です。

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